10代からのメイクマネー

メイクマネーメソッド

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なぜ杉元は治療費200円すら払えなくて金(ゴールド)を目指すことになったのか?『ゴールデンカムイ』

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by Ogden

オグデン/ブログ『メイクマネーメソッド』 (@OgdenMorro) on Twitter

  

この記事はこんな人におすすめ

 

 

わっさー、最近になって『ゴールデンカムイ』を知人に勧められてアニメを2シーズン観ましたオグデンです。

 

気になるエピソード、キャラクターの魅力がとても素敵な作品です。

お金や経済中心のブログなので、それに絡めた記事になっておりますが、この記事を読んで『ゴールデンカムイ』を更に楽しんで頂けたら幸いです。 

作品冒頭部分の物語が始まるきっかけについてのみの記述なので、ネタバレ等の心配もなくゴールデンカムイをまだ観たことのない人も大丈夫な内容となっています。

 

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物語は北海道を舞台に1904年(明治34年日露戦争からスタートします。戦死した親友寅次の妻梅子の眼病をアメリカで治療させる為、隠された20貫の金(ゴールド)を目指す事になります。

 

しかし、なぜ杉元は子供でも払えてしまうような額の200円の治療費を払えず、金を求めなければならなかったのでしょうか?

 

 

 

本記事を読むとわかること
  • 明治30年代と今のお金の価値
  • 経済が成長するってどんなことか
  • 現在無職の杉元の陸軍時代の給料

 
 

 

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なぜ200円が払えないのか?

当時の200円と今の200円

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物の値段が上がる理由は様々ですが、一般的に経済が成長すると物の値段が上がります。

これをインフレーション(インフレ)といいます。

 

例えば、1970年に90円だった少年ジャンプが今では270円払わないと買うことができません。

杉元が払えなかった治療費200円も同じことが言えます。

 

以下にてもう少し詳しく説明します。

 

 

消費者物価指数

 

値段が上がった少年ジャンプとは逆に、値段が下がったものもあります。

1990年に平均価格28万円だったパソコンは、現在8万円で買えるものがあります。

 

このように、値段が上がったもの下がったもの、変わらないものなど様々な物の値段を混ぜ合わせ指数化したものが「消費者物価指数」です。

 

今と昔で「一定程度の同じ生活をするのに、どのくらいのお金が必要か」という、全体的な物価の基準を示すものです。

 

例えば、2015年の水準を“100”とした場合、1970年の北海道は“33.2”です。

これは、2015年に10,000円で買い揃えることができる品々があるとして、1970年に同じ様な品々を揃えるとしたら3,320円で揃える事ができるということです。

 

言い換えれば、1970年の3,320円は2015年の10,000円の価値に相当するということです。

それだけ経済が成長し、物の値段が上がった(インフレーション)と言えます。

 

参考データ:消費者物価指数 2015年基準消費者物価指数 

 

1円の価値、昔と今

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経済の成長と共に物の価値や値段が上がっていったのはお分かり頂けたと思います。

 

では、杉元達がいた1904年(明治37年)の水準はどうだったのか見ていきます。

消費者物価指数」が使えたら良かったのですが、1970年からの記録しかありません。

 また、当時は今と比べ人々の仕事の種類も生活の仕方も違いますし、生活に必要な品物も異なるため

今と昔のお金の価値を比べるのは難しいです。

 

 そこで、いくつかの給料を参考にします。明治30年頃の小学校の教員やお巡りさんの初任給は8〜9円くらいで、一人前の大工さんや工場のベテラン技術者で月20円くらいだったようです。

 

このことから、当時の1円は現在の2万円くらいの価値があったのではと考えられています。

 

参考文献:週間朝日編 値段の風俗史 明治大正昭和

 

 

梅子の治療費と杉元の給料

 

 上記を踏まえ梅子の治療費200円は、現在の400万円くらいであったと考えられます。

 

なかなかの金額ですよね。

 

20代前半という設定の杉元には難しかったでしょう。貯金もして無いようなイメージですし。

 

ちなみに、現代の20代前半の平均貯金額は52万円だそうです。

参考データ↓↓↓

https://cancam.jp/archives/245464

 

しかし、驚くべきは杉元の給料です!

 

陸軍一等卒の杉元の給料は、月1円20銭

現在の価値でおよそ月2万4,000円!

 

年収にして28万8千円!

 

治療費200円を稼ぐのに、約14年もかかります。

杉元を抱きしめてやりたい気持ちになりました。

 

このように、当時は今よりも職業によって給料の差が大きかったと言われています。

 

ちなみに鶴見中尉の給料は月45円(現在価値で月90万円)です。

 

また、基地の外に住んでいた場合、宅料としてさらに月4円(8万円)もらっています。

 

参考データ

https://29man.homeblo.net/blog/110/

 

 

当時の金(ゴールド)の価値

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作品冒頭で杉元が囚人から聞いた、隠された金の量はおよそ20貫です。

 

キロで言うと75kg

 

明治30年のデータでは金は、

g=1円34銭

現在価値でおよそ26,800円

つまり金20貫=20億1千万円です。

参考文献:週間朝日編 値段の風俗史 明治大正昭和

 

 杉元自身はまだ知らない情報ですが、土方の話で本当はこの100倍の量があるとのことなので

隠された金の現在価値は総額2,010億円分であったと思われます。今年3月後半の日銀のETF買入れ1日分くらいですね!

 杉元達を思うと抱きしめてあげたくなります。

 

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まとめ

 

杉元達が生きた明治37年と現在では、経済成長によるインフレで1円の価値が違います。

 

また、当時は給料格差が激しく

年収28万8千円の男杉元は、約14年分の給料相当額である治療費400万円を支払うことができませんでした。

 

故に2,010億円分相当の金を目指すことになり、

私たちは『ゴールデンカムイ』という物語を楽しむことができるというわけです。

 

野田サトル先生ありがとうございます。

 

戦友との約束で命をかけた金塊の争奪戦に参加しなくても済むように、日頃から貯金や投資を学び資産形成をしていきましょう。

 

 

おまけ

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牛山達がめちゃくちゃ飲んでいた

「冷製札幌ビールの値段」

大ビン1本19銭!(3,800円)

参考文献:週間朝日編 値段の風俗史 明治大正昭和

 

テーブルの上に確認できた本数だけでも、ざっと10本!

 

杉元の月収を軽く超える額です。

杉元を抱きしめてあげたくなりました。

 

第3期の放送が楽しみです!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

オグデンでした〜。

 

 

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