byわっさーオグデン
「1株でもいいから、ファーストリテイリング(UNIQLO)とか任天堂、オリエンタルランド(ディズニーランド)の様な国内有名企業の株を買っていきたい人」
■その理由は、以下の3つ
① 手数料と投資金額の規模によるもの
② 品揃えの少なさ(取り扱い銘柄数)
③ 1株から買える(最小単元1株)
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LINE証券の手数料と投資金額について
手数料がゼロじゃない?
手数料ゼロという事が大きく目立っていますが、スプレッドというものがかかります。
図1:
『LINE証券』でのスプレッド0.05%とは?
スプレッドが0.05%の場合、本来10,000円の株価の銘柄を取引画面上に10,005円と表示させることです。
この銘柄を買うには、差額の5円を多く支払わなくてはなりません。
以下の例をご覧下さい。
図2:
本来3,255円の銘柄(図2右上部分)が『LINE証券』の取引画面ですと…
図3:
この様に約0.05%価格に上乗せされ、3,256.7円となっています。
使う側からすれば手数料ですよね…。
ここで、他社大手ネット証券会社の手数料を見てみましょう。
図4: 1日の合計取引額に対する手数料
1日何回取引しても上記のネット証券会社の場合、取引金額の合計が50万円までならば無料となっています。
先程出てきたしたスプレッド0.05%が、安くはない事がわかります。
投資金額が、図4くらいの規模になる様ならば、大手ネット証券会社を利用する方がいいでしょう。
LINE証券は品揃えが少ない(取り扱い銘柄数が少ない)
何種類買えるものがあるのか?
『LINE証券』で買える銘柄数は、日本の有名企業300銘柄、ETF15銘柄(2020年1月27日現在)となっています。
大手ネット証券会社を通して取引できる東証1部(サッカーでいう所のJ1)の銘柄だけでも2159銘柄あり、その他にも東証2部(489銘柄)、マザーズ(315銘柄)、JASDAQ(668銘柄)あります。
『LINE証券』の300銘柄は少ないですね。
有名企業ではないけれど、魅力あるその他の企業に投資したい方は、大手ネット証券を利用する方がいいでしょう。
ETFとは?
ETFとは色々な種類がありますが、1つ例を挙げるならば『日経225ETF』
日経に選ばれた225銘柄の株価の平均値が日経平均と呼ばれるもので、『日経225ETF』は日経平均に連動して動き。日経平均が上がれば『日経225ETF』も連動して上がり、日経平均が下がれば連動して下がるというものです。
つまり『日経225ETF』を1つ買えば、選ばれた225社に投資している事になるわけです。
逆に『日経WインバースETF』のように日経平均が上がれば下がり、日経平均が下がれば上がる、日経平均と逆の動きをする金融商品もあります。
LINE証券は1株から買える(最小単元1株)
大手ネット証券の最小単元数は100株
最小単元数は1回の取り引きで買える最小の株数です。100株だと投資金額が大き過ぎて手を出しにくい銘柄も、1株ならば小額で買う事ができます。
例えば?
東京ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドですが、100株だと154万円以上(2020年1/23現在)必要です。しかし、1株ですと1万5400円で買う事ができます。
図:5
LINE証券のまとめ
個人的に『LINE証券』は積極的に投資をする方向けではなく、小さい額(数百〜数千円規模、銘柄によっては数万円)をコツコツ積み上げていきたい方向けだと思います。
1回1回の取り引きの手数料(スプレッド)も積み重なれば決して安くはありません。自分の投資資金の大きさを考慮し、『LINE証券』を使うのか、大手ネット証券を使うのか決めて資産形成を一緒に頑張っていきましょう。
千里の道も一歩から
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
オグデンでした〜。