by わっさーオグデン
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追証とは?
追証とは相場が予想しなかった方向に動いてしまい、預けた担保金の維持率(委託保証金維持率)が20%を下回ったときに、維持率20%の状態に戻すために追加で入力しなければならないお金のことです。
例)30万円の委託保証金を差し出して、100万円分の株を買い建てたとします(図1の状態)。
図1
この時の委託保証金維持率は30%です。
30万円÷100万円=30%
その後、株価が下がってしまい100万円分の株が90万円に下がってしまいました(図2の状態)。
図2
それぞれ、マイナス10万円の評価損となってしまいました。すると、委託保証金維持率は20%となります。
20万円÷100万円=20%
信用取引のルール上ここまではセーフ、なんの異常もありません。
しかし、ここからさらに株価が下がり、買い建てた株の価値が80万円になってしまうと…。
図3
維持率20%を割り10%になってしまったので、追証が発生します。
10万円÷100万円=10%😱
追証になるとどうなるか?
追証が発生した時点で、証券会社から通知がきます。
「(委託保証金維持率を20%に戻すために)追加保証金が10万円足りないので、2営業日後の正午までに入金して下さい。」というようなメールか電話が掛かってきます。これを『マージンコール』といいます。
このマージンコールが掛かってきた時点では、まだ何も起きません。その翌日に運良く株価が上がり維持率が20%以上に戻ったら、追証の状態が解消されるので何事もなかったように元の状態に戻ります。もちろん追加入金もする必要ありません。
しかし、株価が戻らず追加入金もしなかった場合、3営業日後に証券会社が強制的にあなたの買い建てポジションを返済売りします。
つまり、あなたが差し出した委託保証金よりも大きい損失が発生する前に、証券会社によって防止されるのです。
まとめ(追証への対処)
追証とは、自分のポジション(買い建て又は売り建て)と逆方向に相場が動き、維持率20%を割ると発生してしまいます。
証券会社が私たち投資家を守ってくれる最終オート防御スキルみたいなものです。しかし、追証になった時点でよほどの理由がない限り、すぐに損切りして撤退しましょう。
なぜなら、追証が発生する程の投資はすでに失敗しているからです。レバレッジを効かせてのトレードは、私の中では短期トレードという解釈なので追証が発生する前に損切りするのが理想的です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
オグデンでした〜(^^)
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