by わっさーオグデン
わっさーオグデン (@OgdenMorro) | Twitter
- 言い知れぬ不安感に襲われるときがある
- そんな不安を感じるのは自分が弱いからだ
- この不安感をどうにかしたい
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『ぼんやりとした不安』のメカニズム
古代の狩猟民族のような暮らしと違い、遠い未来について考えなければならないので不安が生まれてしまいます。
例えば、5年後の自分について考えたとしましょう。5年後の自分は『高級車を転がし、2億円の豪邸に住み、結婚し子供がいる』などとしてしまうと、思い描く未来の自分が今の自分とかけ離れ過ぎてしまいます。これを心理的な距離が遠いと表現します。
これだと『ぼんやりとした不安』が生まれてしまいます。逆に、心理的な距離が近ければ『ライフスタイルに多少の変化はあるものの、今と変わらない存在感のある自分』となります。
大きな夢や目標を持つのは構いません。しかし、目標達成までの手段も無く、実際に行動すらしてもいない人が思い描いているのなら、そこにリアリティは無く心理的な距離が遠くなってしまいます。自分が今と変わらなくとも、ちゃんとした存在感さえあれば心理的な距離は近くなるのです。
『ぼんやりとした不安』をもっと詳しく
未来とあなたの心の距離
2009年のスタンフォード大学の実験結果で『未来との心理的距離が近い者ほど不安に強く、セルフコントロール能力も高い』というものがあります。未来の自分の身になって考えられるため、現在の自分の決定が未来に及ぼす影響を実感できるようになるそうです。
心の距離とセルフコントロール
以上の事を貯金で例えてみます。貯金してお金を貯めたいけれど手元にある1,000円を使ってしまいたい状況があったとします。心理的距離が遠いと、目標額の貯金を達成した自分の姿に現実感がもてず挫折してしまいます。しかし、心理的距離が近ければ目標額の貯金を達成した自分をリアルに想像でき、未来のメリットを自分事としてとらえることができます。その結果、目の前の無駄遣いをひかえることができ、貯金に成功することができます。未来の自分との心の距離を近づけることが、現代人の時間感覚を正す方法です。
まとめ:『言い知れぬ不安』の解決策
大きな夢や目標を持つのはいいが、自分で道すじの見えない程の未来の自分をどれほどリアルに想像できたとしても、心の距離は遠くなってしまいます。
現在の自分の行動がおよぼす結果が、未来の自分にどう影響するか現実味を帯びて感じられるくらいがいい心と未来の距離感です。ちょうどいい距離感であれば『ぼんやりとした不安』は生まれず、セルフコントロール能力も上がり目標も達成しやすくなります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
オグデンでした〜〜。
あぷりしえいてぃっ ( ^^) _U~~
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