by わっさーオグデン
わっさーオグデン/ブログ『メイクマネーメソッド』 (@OgdenMorro) on Twitter
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魅惑のスキル『空売り』
『 空売り』別名『ショート』とは、信用取引口座というトレーダーの武器を手に入れることにより使用可能となるスキルです。
まず、『空売り』の説明の前にこの信用取引について簡単に説明する必要があります。
信用取引とはあなたの“信用”で証券会社から“資金”または“株を借りて”売買する取引のことです。
あなたの信用とは、身元が確かな人物である証明と委託保証金(いたくほしょうきん)という担保になるお金を証券会社に差し出すことで得られます。
そして、信用取引口座を手に入れると以下の2つのスキルが発動します。
空売りスキル①資金力3倍
→委託保証金として差し出したお金の3倍の額を取引に使用可能となります。“資金を借りる”とはこのことです。
委託保証金の最低額は30万円です。委託保証金として50万円差し出した場合、150万円分の取引が可能となります。
空売りスキル②空売り
株価が下がる場面で利益を上げることができます。
“株を借りる”とはこの空売りに必要になってきます。
よく意味が分からない方もいると思いますが、以下で詳しく説明していきます。
『空売り』で利益を出すしくみ
例)A社の株価がこれから下がると思うので、あなたはスキル『空売り』をしようとします。
まず、A社の株を10万円分証券会社から貸してもらいます。←自分で買わないで、貸してもらえるのがポイント
あなたは、この現在10万円分の価値がある株を売ります。すると、あなたの手元に10万円入ってきます。
(※正確にはあなたの手元に10万円は入ってきませんが、分かりやすくする為このように表現しています。)
証券会社から借りた株を売りつけたあなた。当然借りたものはいつか返さないといけません。
運良く株価は値下がりし、当初10万円の価値のあったA社の株は8万円になっていました。
そこであなたは、1度売ったA社の株を8万円で買い戻します。すると…
10万円で売り8万円で買い戻したので、2万円が手元に残ります。あとは、借りていた株だけ証券会社に返却し見事2万円の利益を出すことに成功するというわけです。
『空売り』で損失を出すしくみ
例)A社の株10万円分を証券会社から借りて売る
手元に10万円入る
ここまでは一緒ですね。
しかし、その後運悪く株価が上がり当初10万円の価値だったA社の株が12万円の価値となってしまいました。
借りたものは返さないといけないので、あなたは手元の10万円に2万円上乗せしてA社の株を買い戻します。
この上乗せして買い戻した2万円があなたの損失分となります。
まとめ
以上、空売りで利益を出すしくみと、損するしくみでした。
信用取引という武器は強力で魅力的なスキル効果をもたらしてくれますが、諸刃の剣でもあります。次回以降でこの強力武器のリスクについて触れていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
オグデンでした〜
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